友達がほしい。
そう考えて、初対面の人とまともに会話もできない状態で、18歳の時に関西で一人暮らしを始めた。
結果としては、関西特有の人懐っこさに影響を受けて、人見知りはかなり改善した。
社交不安は、両隣に人がいる状態で勉強をさせる学校のスタイル(ゼロ距離が辛すぎた…)が合わず悪化してしまったため、地元に戻り、小学校時代によく遊んでいた友達とひたすら遊び続けた。
24時間営業のゲームセンターと、いつまでいても怒られない友達の家が溜まり場のような形になり、そこで人間関係を学べたのが救いになった。
喧嘩もしたし、悩みもお互いに話すようになり、3〜4年も経つともはや友達というより家族(兄弟)のような関係になっていた。
それが今でも、自分の土台となっている気がする。
社交不安なのに、友達はいるという変な自信だけはある。
しかも、3〜5分に1回くらいのペースで、体がビクついていた頃だったので、そんな自分をよく受け入れてくれたなと感心する。
(社交不安の身体症状の酷さに関しても、自信があったりする…)
友達を作るコツとしては、「悩みを相談する」ということになると思う。
最初は、割と軽めの悩みから。
そうすると、悩みを相談された大半の人は、「えっ?どうしたらいいんだろう?」と、なんだかんだで親身になって考え、応えてくれる。
そこに、お互いに人間理解のようなものが生まれてくると思うのだ。
「悩みがあっていい。弱さがあってもいい。」というような感覚かな?
うまく説明できないけど、ちょっとした悩みを相談して、それに応えてもらえたら、それだけで人から優しさを受けとることもできるし、お互いの人間性の理解にも繋がると思うから。
気が向いたら、試してみてほしいと思います。